外反母趾・内反小指など、足の様々な痛みを保存的療法で改善する足のトラブル専門治療院【カサハラフットケア整体】
医師と共に、『重力』を中心に「足と健康との関係」を追究。足裏から全身を『重力とのバランスで整える』ことで、身体の痛みや不調「未病」を改善しています。
目次
1.外反母趾とは2.外反母趾の原因とは
2-1.外反母趾の一番の原因は、ヒールやパンプスではない!
3.あなたの外反母趾は、どのタイプ?
3-1.外反母趾には5つの種類がある!
3-2.発見!「5種類の外反母趾」
4.国民病! 中高年のひどい外反母趾は「足ヘバーデン」
4-1.発見! ヘバーデン結節が原因となる外反母趾。」
4-2.「ヘバーデン結節」をチェック!」
5.まとめ
5-1.ヘバーデン結節が足に起こると、ひどい外反母趾に!
5-2.外反母趾の改善法
6.著者紹介
6-1.笠原 巖(かさはら いわお)プロフィール
6-2.カサハラフットケア整体院のご案内
外反母趾とは
「外反母趾」とは、足の横アーチを形成している中足関節の靭帯が緩んでしまう状態です。親指が小指側に約15度以上曲がる目安とされ、多くの場合、亜急性捻挫を併発しています。女性に多くみられ、30度以上曲っている人も多く、外反母趾に伴い、小指が親指側に曲がる「内反小指」になる人もみられます。
そして、「痛い時が曲がる時」。一刻も早い対応が必要不可欠です。なぜなら、対応が早いほど早く痛みが取れ、変形を最小限に抑えることができるからです。
『不調の原因は足にあった!?』
『外反母趾でも、足に痛みがないから安心!』というわけではないのです。
その証拠に、そういう方たちの8割以上に、足・ひざ・腰・首の慢性痛やひどいギックリ腰の経験、また首を痛めたことで起きた頭痛・肩コリ・めまい・便秘・不眠などの自律神経失調症状やうつ状態があるからです。
痛みがある・ないに限らず、土台が不安定だとその不安定を体の上部で補うため、2次的に身体の上部に起こる不調の原因になってしまうのです。
カサハラフットケア治療院のサイトでは『外反母趾の痛み』の原因や対処法を詳しくご紹介しております。
30度以上の外反母趾は足だけの問題に止まらず、2次的にひざ・股関節・腰・首など体の上部に悪影響を及ぼすことが問題です。
外反母趾の原因とは
外反母趾の一番の原因は、ヒールやパンプスではない!
カサハラ理論(著作権©)
一度もヒールやパンプスをはかない子どもたちにも、外反母趾が激増しています。
●一番の原因は、「足裏の刺激不足」による「足底反射 (そくていはんしゃ)障害」。
歩き始めの幼児期より裸足でデコボコ道を歩く機会がないため、足裏の刺激不足から指が踏ん張るという反射が起こらず、足裏の発達不足や退化が起こっているのです。足指が踏ん張れないと、親指の付け根を打ち付けすぎて骨が出っ張ったり、横アーチ( 横中足靭帯) が緩んで親指が曲がってくるのです。
●二番目の原因は、「ロック歩行」
大きめでゆるい靴やつっかけ、ヒール・パンプスなどの浅い靴は、無意識に靴が脱げないように足指を上げたり、足指を縮こまらせてロックさせる悪い歩き方をしてしまいます。その繰り返しで、指を踏ん張るどころか、指を上げる悪い癖を身につけてしまい、横アーチ( 横中足靭帯) が緩んでます。
●三番目の原因が、「先の細い靴」
こうして次第に衰えた足指は、ヒールやパンプスなどの先細の靴に合わされていくのです。
その結果、足の横アーチを形成している中足関節の靭帯が緩んでしまい、外反母趾になります。
痛みがなくても「外反母趾」があると足裏が不安定になり、その不安定を体の上部が補って悪影響を及ぼします。気付いたら、早めに対応し、足裏のバランスを整えることが必要不可欠です。
あなたの外反母趾は、どのタイプ?
外反母趾には5つの種類がある!
一口に外反母趾と言っても、原因や症状は様々です。
外反母趾は「5種類のパターン」に分けなければ、正しい治療につながりません。
特に、40歳以上のひどい外反母趾のほとんどが病的要因による「足ヘバーデン(カサハラ外反結節)」にも関わらず、見落とされています。「一般的な外反母趾」と「ヘバーデン結節が原因となる外反母趾」とを区別できないのは大きな問題です。
外反母趾は正確な情報や知識を身につけることが改善への早道です。
発見!「5種類の外反母趾」
カサハラ理論(著作権©)
外反母趾は大きく分けると、「5種類に分類」されます。
外反母趾の対策には、まず自分が5種類の中でどの種類の外反母趾に当てはまるかを判断することが重要です。判断を誤ると、治るどころか逆に悪化することもあります。そして、それぞれの治療法も異なるので注意が必要。多くの専門家の間で、この区別ができていないのが現状です。
そのため、仮称として「5つに分類」して警鐘を鳴らしています。
外反母趾はこの5種類に分類していかないと本当のことが分からないばかりか、良い治療効果をあげることができません。自分が外反母趾と気づいたら、まず最初にどのパターンにあてはまるか照らし合わせて下さい。
足裏の刺激不足により、足底筋群(そくていきんぐん)が発達しないため、足の横幅(横アーチ)を支えている横中足靭帯(中足関節)が伸びたり、緩んでしまい親指が小指側に曲がる。
歩行時、親指が浮いてしまい、親指はまっすぐだが、親指の付け根を打ち着け過ぎるため、親指の付け根の骨だけが異常に出っ張り、曲がったように見える。
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合併したもので、中高年に多くみられる
横アーチを支える中足靭帯の緩みが進行し、外反母趾と浮き指の両方の要素が混ぜ合わさったもので、仮称「外反浮き指」と名付けています。通常のハンマートゥとは異なります。外反浮き指は、特に衝撃とゆがみを身体に多く伝え、悪影響を及ぼします。
関節リウマチやへバーデン結節などの病的要素や事故、けがなどにより足が著しく変形し、多くの場合は脱臼を伴います。40歳以降のひどい外反母趾の多くに「ヘバーデン結節」が原因となる外反母趾(仮称:足ヘバーデン(カサハラ外反結節))がみられます。 ひどい外反母趾で悩んでいる人のほとんどが、ヘバーデン結節が原因となる外反母趾「足ヘバーデン」なのです。
国民病!中高年のひどい外反母趾は「足ヘバーデン」
発見! ヘバーデン結節が原因となる外反母趾。
カサハラ理論(著作権©)
ヘバーデン結節が足に起こることが知られていないので、仮称「足ヘバーデン」として区別し、カサハラ理論として著書で表しています。
「ヘバーデン結節」が関係する外反母趾は、「関節リウマチ」とは異なるものですが、進行性なので痛みがある場合、我慢していると2?3カ月位で急に曲がったり、骨が出っ張ったりして、関節リウマチに似たようなひどい外反母趾になってしまいます。従って、早めの対応でひどく変形させないことが重要です。
足裏バランス研究所は、医師と共にこのことに警鐘を鳴らしています。
「ヘバーデン結節」をチェック!
チェック1:指先が痛くなったり、
変形していませんか?
「ヘバーデン結節」とは、手の第1関節が変形して太くなったり、横に曲がったりする状態です。
チェック2:親指の付け根(CM関節)が
出っ張っていませんか?
ヘバーデン結節により、親指の付け根の骨(CM関節)が出っ張ったり、痛んだりするのが特徴です。ヘバーデン結節は関節リウマチと同じように、この関節が亜脱臼している場合が多くみられます。
チェック3:親指がねじれて、
爪が外を向いていませんか?
カサハラ理論(著作権©)
通常の外反母趾は親指がねじれないのに対し、「ヘバーデン結節」が原因となる外反母趾(仮称「足ヘバーデン」)は、親指がねじれて爪が外側を向いて変形(回内)するのが最大の特徴です。親指がねじれるのは、関節リウマチと足ヘバーデンの特徴でもあるのです。
●親指がねじれて、爪が外側を向く(回内)
●急に痛みが出て、1?2ヶ月位で急に曲がる
●外反母趾の角度が鋭角で、変形が著しい
●関節リウマチとは異なるが、同様に軟骨がもろく変形しやすい
●ひどい外反母趾で悩んでいる。人に足を見せられない。
まとめ
ヘバーデン結節が足に起こると、ひどい外反母趾に!
カサハラ理論(著作権©)
「関節リウマチ」は血液検査でわかりますが、「ヘバーデン結節」は血液検査ではわかりません。
これが、足に起こると、「ひどい外反母趾(仮称:足ヘバーデン)」になることが見落とされています。そのため、「一般的な外反母趾」との区別ができておらず、悪化させているのが現状です。
「ヘバーデン結節」が関係する外反母趾は進行性なので、痛みがある場合、我慢していると2?3カ月位で急に曲がったり、骨が出っ張ったりして、関節リウマチに似たようなひどい外反母趾になってしまいます。従って、早めの対応でひどく変形させないよう一刻も早い対応が重要です。
足に発症したヘバーデン結節の症例について、まだ詳しい報告や研究発表がなされていないので、一般の人に知られてなく、これを仮称「足ヘバーデン(カサハラ外反結節)」と名付けています。
外反母趾の改善法
【外反母趾テーピング法で足裏のバランスを整える!】
カサハラ式テーピング法は「足裏のバランスを整える健康法」で、外反母趾、浮き指(指上げ足)、扁平足をはじめ、その他、足の変形や痛み全般に渡り、著しい効果があります。
このテーピング法は外反母趾を手術しないで治す最も効果的な治療法であり、数万人に並ぶ臨床から観ても「保存的療法の確立」ということが言えると思います。
「一般的な外反母趾」も「ヘバーデン結節が原因となる外反母趾」の両方に共通した方法です。
外反母趾や浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えるポイントは、ゆるんだ足裏のアーチをサポートすることです。足裏のアーチを締めて保持すると、自然と指が開き、足指を踏ん張って歩けるようになります。足指に力が入り、踏ん張って歩けるように促すことで、それ以上ひどくさせないこと、また体の痛みや不調など悪影響を及ぼさないように防ぐことが大切です。
⇒ テーピングだけでは、足裏のアーチのゆるみが大きい人は体重が乗った時ゆるんでしまうため、伸びない綿包帯で足裏のアーチをサポートして、指が踏ん張れるように促します。
「老化は足から」と言われるように、外反母趾・浮き指・扁平足で足指が踏ん張れないことが老化のはじまりです。
それを防ぐためにも、足の横幅を締めて足指を踏ん張らせることで足裏全体の筋力を鍛えなおします。足裏のバランスを整えるテーピング法(保存的療法)は、変形は平均30%位が目安ですが、曲がったなりに指先に踏ん張る力がつけば、それ以上ひどくさせず、土台の安定に伴い、身体も安定し、1.安定機能 2.免震・血行機能 3.運動機能 が高まり、自然治癒力が最大限発揮されます。
【痛みがひどい場合は、足首包帯で安静度を高める】
「痛みがひどく、歩くのがつらい」という場合は、足裏バランステーピング法に加え、更に足関節にも包帯を巻くと、その瞬間から痛くなく歩けて安心感が生まれます。足首包帯を巻きながら、日常生活が送れます。足関節に包帯を巻くことにより、痛む箇所へかかる体重の負担を軽減できるので著しい効果があるのです。どんな足の痛みにも最適な方法です。
【良くなられた方の例】
左足の小指の付け根の痛みが取れると共に、親指の付け根の上側にあった骨の出っ張りも消える。足指全体に踏ん張り力がつくと共に、両足の指の背のタコも消えてきた。
左足の2指の付け根の痛みが消えて、普通に歩けるようになった。身体が楽になった。
左足の親指の角度がよくなり、小指の股にできた異常が自然と消えつつある
右足の親指の爪が外側を向いていたが、現在は上を向き、親指の角度もよくなり、横幅も狭まっている。親指に踏ん張る力がつき、姿勢もよくなった。
(※改善例は、個人差があります。)
当治療院には全国各地、海外からも来院される方々が多いため、その方に合わせ、通わずに日々の中で、ご自身で取り組める方法もご指導させて頂いております。
不安定な足裏に対し、足裏のバランスを整えた上で歩くという日々の継続が大切です。
●包帯と3本指テーピング靴下との併用法
自分で簡単にケアする方法として、まず、外反母趾の原因となる横アーチ(中足関節)のゆるみを固定保持することが大切です。
伸びない綿包帯で軽く甲周囲を巻き、ずれないようにテーピングテープで留めます。
足に体重が乗っても足裏のアーチを保持し、足指を使って踏ん張りやすくなります。
更に、その上から「3本指テーピング靴下」を履くことで、足裏のアーチを2重で補強し、親指と小指を分けて足指を開きやすくします。
著者紹介
外反母趾研究の第一人者
笠原 巖(かさはら いわお)プロフィール
外反母趾・浮き指・扁平足など足裏の異常が引き起こす、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こり・自律神経失調・うつ状態など『足と健康との関係』を重力とのバランスで力学的に追究・解明。外反母趾に関する著書は累計150万部を突破、テレビ・雑誌・マスコミでも話題。
全国各地で「足と健康との関係」講演や医師と共同で技術伝授スクールを行い、啓蒙活動を行っている。
医師と共に、『足から未病改善』を目指す
“重力とのバランス”からみた「足と健康との関係」を長きに渡り、追究・解明しています。
伊志嶺恒洋 医師
医療法人和楽会 にこにこ整形外科医院 理事長
一般社団法人
過労性構造体医学研究会 理事・沖縄県会長
三浦一秀 医師
医療法人 徳志会あさひクリニック院長・医学博士
一般社団法人
過労性構造体医学研究会 会長・理事
村上浩 医師
IMCクリニック院長 医学博士
一般社団法人
過労性構造体医学研究会 理事
あさひクリニックの三浦医師と笠原先生共同で新しい技術を普及 | 医師・看護師の講演における実技風景 | 世界各国の足の専門家による講演を、日本代表として行いました |
『足に関心がないのは、健康に関心がないのと同じ!
いつも健康な人と、いつも調子の悪い人との差は、【足】にあったのです。』
地球は絶対的重力の支配下にあります。その中に住む人間は、【重力】によって生かされています。その重力とのバランスを最も多くコントロールしているところが、【足】。
今、その足に「外反母趾」「浮き指」「扁平足」など足裏の異常が激増しています。外反母趾など足裏の異常は足だけの問題にすまされず、そこから2次的に首こり・肩こり・腰痛・ひざ痛など様々な痛みや不調などの「未病」を引き起こします。この「足と健康との関係」に気づいて、1日も早く健康な日々を送られることを願わずにはいられません。
「一般的な外反母趾」と、「ヘバーデン結節が原因となる外反母趾」とを区別することが重要!
更に問題なことは、40歳以上の女性に激増している「ヘバーデン結節」。手の第1関節が変形する病気で、これが『足』に起こると「ひどい外反母趾」になることが見落とされています。そのため、「一般的な外反母趾」と「ヘバーデン結節が原因となる外反母趾(仮称:「足ヘバーデン」)」との区別ができず、悪化させているのが現状です。
ひどい外反母趾やひどい痛み、急な変形を訴える人の大半は、この「足ヘバーデン」が隠れているのです。予防法や施術法が異なるので、区別しなければなりません。
外反母趾を整えることで、多くの人が健康になられ、この事実を知っているからこそ、治療家としてまた、人間としてその真実を人に教えたい、よくしてあげたいという自分でも抑えきれない魂の叫び声が沸き起こってしまうのです。これからも、一人でも多くの方を救うことができればと、おこがましいですがそれが私の使命であると強く感じております。
カサハラフットケア整体院のご案内
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医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。