「自然界5次元構造の法則」と重力とのバランス
自然界5次元構造の法則と哲学
自然界の法則を分かり易く説明すると、次のような次元構造の図式に分けることができる。
自然界の法則
自然界5次元構造の法則を力学的構造物に置き換えると、次のようになる。
自然界5次元構造の法則
この5次元からなる「自然界5次元構造の法則」に従った診断と治療と予防医学が、哲学であり、臨床治療医学の根本理論となる。その哲学に裏付けられた「過労性構造体医学(Gバランス医療)」は、1.の構造医学 2.の過労医学 3.の環境医学で構築されている。
まとめてみると、「構造物(縦×横×高さ)には、過労時間(衝撃波×ねじれ波)と、環境(環境条件×)が伴う」という考え方であり、この自然界の法則を人間に当てはめたのが「過労性構造体医学(Gバランス医療)」の中心理論であり、その裏づけとなる哲学が「自然界5次元構造の法則」なのである。
自然界5次元構造の法則に裏付けられた医学の分類
「8方向の診断」と「10方向の診断」
第3の医学「過労性構造体医学(Gバランス医療)」で説明してあるが、ニュートンは重力(引力)を発見した。過労性構造体医学(Gバランス医療)においては、重力の中に10通りのアンバランス「10方向の診断」が存在していて、この中の8通りのアンバランス「8方向の診断」が日常生活の中で自覚しにくいストレスとなって、負傷の瞬間を特定できない亜急性、慢性、神経不調の根本原因になっている、と言っているのである。
この「8方向の診断」の他にあと2つ「先天的アンバランス(遺伝的や生まれつきのアンバランス)」と「後天的アンバランス(ケガや事故・病気などによるアンバランス)」を加えた診断法を「10方向の診断」と呼んでいるが、この2つは原因や負傷の瞬間をはっきりと特定できる損傷なので主に医師や柔整師が行う新鮮な損傷としての治療範囲となる。これに対し、「過労性構造体医学(Gバランス医療)」においてはこの先天的や後天的アンバランスを外し、原因や負傷の瞬間を特定できない8通りのアンバランスを取り上げて「8方向の診断」と呼んで、主に柔整師・整体・カイロ・鍼灸師などの治療家または健康促進者の施術範囲としているのである。
●8方向の診断とは、運動器系や神経系に発生した、原因不明の痛みや損傷を解明する診断法である。
●10方向の診断とは、8方向の診断に2つの原因のはっきりしている損傷を加えた診断法である。
(1)「8方向の診断」
8方向の診断 その根拠は次の通りである。
地球は、絶対的重力の支配下にある為、「自然界5次元構造の法則」を重力とのバランスで割算すると、8通りの自覚しにくいアンバランスが存在している、という理論である。
8方向の診断(8通りのアンバランス)
このように、縦×横×高さ×時間×環境を重力とのバランスで割ると、上記のような8通りのアンバランスに分けられる。
負傷の瞬間を特定できない亜急性・慢性疾患・神経及び身体の不調が発生する根本原因の殆どが、この1から8までのアンバランスの中のどれかであり、またはこの中のいくつかが複合した結果だったのである。
更にわかり易く説明すると、1.の構造学的歪み 縦(前・後)×横(左・右)×高さ(上下)のアンバランスのいずれかに、2.の過労学的損傷となる 時間(過剰な衝撃)×(過剰なねじれ)のアンバランスが、介達外力を発生させ、スポーツや片寄った日常生活、つまり3.の環境学的条件(環境)のアンバランスにより、反復性となって患部に繰り返されていることを診断する方法なのである。
(2)10方向の診断
「10方向の診断」の最初に(先天的アンバランス)が示してあるが、これは生まれつきや遺伝的アンバランスであり、科学的な検査で原因をはっきり特定できるものである。また、「10方向の診断」の最後に(後天的アンバランス)が示してあるが、これはケガや事故・病気により新たなアンバランスが発生したものであり、これも原因がはっきりしていて、また検査からも原因と症状が一致する新鮮な損傷なのである。