足首の慢性痛
症状
●「ちょっと長く歩いただけで足首が痛くなった」
●原因もないのに足首が痛い」
●「疲れてくると痛みが出る」「スポーツをするとすぐ痛む」
●「足首を回すとゴキゴキと音がする。」
このように訴える人が多くいます。これは足関節を支える靭帯が伸びすぎている状態です。足首のゆるみは身体に歪みを起こすので早めの対策が必要です。
原因
外反母趾や指上げ足があると、歩行時に足先が外方向へ必要以上に流れるため、足関節をはさんで上下で相反するねじれのストレスが繰り返されたためです。足関節は正しくけ蹴って使われる分にはいくら歩いていても耐えられる構造になっていますが、足先が外方向へ流れる悪い歩き方には弱く、足関節を支える靭帯が伸びて損傷し易くなるのです。
対処法
足裏バランステーピング法または3本指テーピング靴下で足裏のバランスを整えてから、サラシ包帯で足関節を固定し足首への負担度(破壊力)より安静度(回復力)が上回る状態を保持しておくと1~2ヶ月で治癒します。通常、X線像に異常が出ません。また、肥満の方で何年も我慢したり、痛みのひどい人はまれに足根骨(かかとの骨)に「骨棘」というトゲ状の骨をでていることがあります。この場合は1年ほどかかります。症状が比較的軽い場合は、「ヒールロック足首サポーター」で十分回復します。症状が中程度の場合は、足関節をサラシ包帯で固定し、その上から「ヒールロック足首サポーター」をして、足首のねじれを止めるのが最適です。
★「痛みのある場合のテーピング法」を行います。 1:まず、伸びない包帯を軽く巻きつけて止めた後、ハサミで切り込みを入れる。 2:その上から、テーピングを行う。
★「痛みのある場合のテーピング法」を行います。 1:まず、伸びない包帯を軽く巻きつけて止めた後、ハサミで切り込みを入れる。 2:その上から、テーピングを行う。
テーピングの上から、足首から指の付け根にかけてサラシ包帯を巻く。またはテーピングの代わりに3本指テーピング靴下を用いる場合は、サラシ包帯を巻き、その上から3本指テーピング靴下を履く。
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