ギックリ腰を起こす人は数日前より予感がある

ギックリ腰を起こした人たちの半分以上が、数日前からギクッとするような予感があったといいます。腰に起こっている歪みを本能的に感じとっている証拠なのです。腰に起こる歪みの原因は足にあります。左右の異なる歩き方は、まず腰椎を歪ませてしまうのです。
次に、その歪んだところへ歩行時の足裏からの突き上げ(過剰な衝撃波)や変則歩行によるねじれ(過剰なねじれ波)という介達外力が発生し、これが日々の生活環境の中で反復され、それぞれの腰痛が起こっているのです。
ギックリ腰を予感する人は、この歪みに過剰な衝撃波やねじれ波が限界を超える瞬間を感じ取っているのです。咳やくしゃみをした時、不意に中腰になった時、次の動作に移ろうとした時に、限界を超えギクリとした途端に激痛に襲われるのです。歪みや変形のある腰へ、自分の上半身の重さだけでも瞬間的に一部分に集中すればひとたまりもないのです。
ギックリ腰を起こす人は、すでに歪みや変形が90%潜在的に蓄積している人なのです。


腰痛の原因図解