足に異常がある子供に多く見られる症状

外反母趾や指上げ足(浮指)などの異常に伴って、次のような痛みや神経症状、心の問題が起こっています。

●肉体的:側弯症、ひざの障害、子供の腰椎分離症、ヘルニア、すべり症、顎関節症、頭痛、肩凝り、めまい(起立性障害)、転倒しやすい、うまく走れない、悪い姿勢、肥満、子供の成人病

●精神的:首が原因となる自律神経失調症状(子供のパニック症、子供のうつ、ひきこもり、登校拒否、下痢、便秘)、情緒不安定、すぐキレる子供、すぐ「疲れる」の連発、朝起きられない、などこれら数を上げたらきりがありません。


建物も人間も土台(基礎)に比例している

足は人間の土台であり、基礎なのです。

足裏の面積は、体表面積のわずか1%たらずです。私たちは、この小さな足で立ち、重力とのバランスを絶妙なコントロールで保つことによって、健康や美を手に入れ、運動能力の発達と共に進化・発展してきたのです。

成長過程にある子供にとって、この小さな足裏に異常があると、肉体的な面だけでなく、自律神経失調症に伴う精神面にも異常をきたしてしまうのです。
家が傾いたら土台(基礎)から正していく、また積み木を高く積んでいくとき最初の一段目が傾いていると、その上は反対側に傾くという力学が重力の上にあるのです。


健康な人と具合の悪い人との差は足にあった!

健康な人は足がしっかりしている!
健康な人は足がしっかりしている!
具合の悪い人は足が悪い!
具合の悪い人は足が悪い!

最近の子供は何か変だ

最近の子供は転びやすい、転ぶと受身ができないため顔を打って歯を折ってしまう、また後ろへもバタッと倒れやすいと小学校の先生からよく聞きます。
行動においてもやる気が起きない、体がだるくいつも眠い、肩が凝って調子が悪い、かったるい、朝起きられないなど心身の不調を訴える子供が増えている、と言っています。
これらの不調を訴える子供の足を調べると、90%以上の割合で外反母趾や指上げ足(浮指)など足裏の異常をみつけることができます。また、負傷の瞬間を特定できないスポーツ障害を起こした子供の足を調査したところ、98%に指上げ足(浮指)がありました。
これは、指上げ足(浮指)の子供がスポーツをすると、98%の割合でそれぞれのスポーツ障害を発生させてしまうという事実があるということです。
スポーツ指導者、トレーナーはまずこの対策からスタートしなければ、トレーナーとしての役割を果たすことはできません。


9歳男子 浮き指(指上げ足)と亀背と側湾症

7歳男子 浮き指(指上げ足)と悪い姿勢

9歳男子7歳男子

9歳女子 外反母趾と側弯症

17歳男子(野球) 浮き指(指上げ足)とO脚、側弯症

9歳女子17歳男子(野球)