第1・第2中足骨間部の痛み
症状
歩き始めやスポーツの始めに第1・2中足骨間に、シビレ感やピリピリとした痛みがあります。慣れてくると楽になるといった症状。シビレ感や痛みは最初足裏だけに強く感じるが第1・2中足骨間を甲と足裏から強めに指でつまんでみると両方に同じような痛みを訴えるのが特徴です。
本当の原因
外反母趾や足指の力が弱い人が、ハイヒールやパンプスでつま先に体重が集中し、第1・2中足骨間が左右に開かされる形となり痛みを起こします。
若年層では走るスポーツなどでつま先に体重が集中した後、中高年層ではデパートの買物やハイキングなどで長時間歩いた後、あるいは普段あまり履かない底の固い靴、又新しい靴を履いた後多く発生します。 力学的メカニズムは母趾(親指)が力点、母趾球部が支点となり、作用点上の第1・2中足骨間部が開かされる形となり損傷を起こします。
対処法
あくまでも筋の問題でありX線像には全く異常は現れません。必ず第1・2中足骨間部を甲と足裏から指で強くつまんで、痛みにより損傷の程度を確認します。
「痛みのある場合のテーピング法」で中足関節を固定保持してから足裏のバランスを整えます。3~4週間すると簡単に治癒しますが、固定をしないと長引くので注意が必要です。
「痛みのある場合のテーピング法」で中足関節を固定保持してから足裏のバランスを整えます。3~4週間すると簡単に治癒しますが、固定をしないと長引くので注意が必要です。