外反母趾(亜急性捻挫)情報

2、外反母趾の痛み

症状

親指の付け根に痛みがある時は、今、曲がるときであり、進行しようとする時期なのです。その場合は一刻も早くテーピングで足裏のバランスを整えることが大切です。
早ければ早いほど痛みも早く取れ、何より変形を最小限に食い止めることができるからです。
人によっては痛みの後1~2カ月で急に骨が出っ張ったり、曲がったりします。
逆に言いますと、外反母趾は曲がる時が痛い時でもあるのです。また、痛みが軽く慢性的な場合でも、我慢して2~3年放っておくと、親指の付け根の骨が出っ張ったり、親指が曲がったりしますが、痛みだけは自然となくなってきます。しかし、変形は一生残ってしまい、更に足だけの問題に止まらず、膝・腰・首など身体の上部にも2次的な障害を発症させてしまうのです。
「痛い時が曲がるとき」ということを知っておけば、それ以上ひどくしないで最小限に食い止めることができるのですから、是非、身体のサインをしっかり受け止めて対処してほしいのです。

原因

一般的な外反母趾には、大きく分けると2つの発生原因があります。
1つは、子どもの頃から靴を履いて足を覆い、また平らなところばかりしか歩かないため、足裏の刺激不足により足裏のアーチ(中足関節)がゆるんで親指が曲がってくる「靭帯性外反母趾」です。
そしてもう1つは、靴が脱げないように指を上げてひっかけて歩くことにより、親指の付け根の骨(母趾球部)を歩く度に地面に打ち付けるため、親指の付け根の骨が防御反応でカルシウムを出して守ろうとするため、骨が出っ張ってくる「仮骨性外反母趾」です。
放っておくと、年齢が増すにつれ、この両方が加わり混合性の外反母趾へと進んでしまうのです。

対処法

早目の対応として、テーピング法で足裏のバランスを整えて、正しく歩けるように訓練します。痛みや変形が著しい場合は、「痛みのある場合のテーピング法」を行い、足裏のアーチが伸び切らないよう保持することが大切です。足裏のバランスを整えて正しく歩くことで、足裏の筋肉を鍛え直し、指が踏ん張れるようにすることがひどくさせない予防でもあります。

  • 軽い方は、「痛みのない場合のテーピング法」で足裏のバランスを整え、指を使って正しく歩けるようにします。
  • 痛みがひどい場合は、「痛みのある場合のテーピング法」を行い、伸びない包帯で横アーチ(中足関節)をしっかりと保持すると共に、指が踏ん張れるように促します。
  • テーピングが難しかったり、面倒でできない場合は、テーピングの原理を応用した専用外反母趾サポーターを室内用に、また外出時はテーピング靴下などで対応することも可能です。
  • 更に、人工筋肉素材の免震インソールを靴の中に入れて、歩く度に繰り返される地面からの突き上げを防ぎます。
  • こじらせる前に、早めに専門家にご相談下さい。
  • 医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。医師の判断を優先され、あくまでも参考として下さい。


足裏バランステーピング法


外反内反Wサポーター


3本指テーピング靴下


免震インソール

このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
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