7、もうひとつの足の異常『指上げ足(浮き指)』
発見:足の異常は大きく分けると外反母趾と指上げ足(浮き指)に分けられます。外反母趾はよく知られるようになってきましたが、指上げ足(浮き指)については殆ど知られていません。
外反母趾で親指が曲がるのも異常ですが、指上げ足(浮き指)で親指を押すと甲側に90度以上曲がってしまうのも異常なのです。
指上げ足(浮き指)の特徴は、指の付け根が大きく発達して、指が地面に接地しない足の異常です。
親指を押すと上に90度以上反ってしまうという指上げ足(浮き指)の世界基準が必要。
現代病という位に激増をたどっていますが、外反母趾のように見た目だけでは判断がつかないため、その重大性に気付かない人が多数。
指が浮いているということは、指のつけ根とかかとの2点で体重を支えています。
つまり、かかとに重心が乗っていることになるので、地面からの衝撃を吸収しきれずに、ストレートにひざ・腰・首へと伝えてしまうのです。
これが知らぬ間に何年・何十年と繰り返されると、骨を変形させ、やがて転倒したり捻ったり負傷した覚えもないのに現れる痛みの原因となるのです。
このように実は外反母趾以上に、身体の上部に悪影響を及ぼすといっても過言ではないのです。
指上げ足(浮き指)と2次的障害
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医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
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