46、正しい歩行
正しい歩行は、意識しただけではできないものです。
「歩く」ということは呼吸をするのと同じことで、意識して長くできるものではなく、すぐに忘れてしまいます。
『かかとから着地』『靴を変えれば正しい歩行ができる』などと、うたっているTV番組や雑誌がありますが、それは大きな誤りなのです。また、それだけメディアが取り上げたり、ある歩き方のレッスンが流行したりするのは、”正しく歩く”ということに迷っている人が多い証拠なのです。
意識しなくても正しい歩行ができるようにするには、「足裏のバランスを整える」ことが絶対に必要なのです。足裏のバランスを整えておくと、自然と正しい歩行が促されてきます。その小さな一歩一歩が毎日の生活の中で繰り返されると、その差は全身のバランス改善へとつながっていくのです。
人間は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先しています。その重力とのバランスを一番多くコントロールしているところが、「足裏のバランス機能」なのです。
対処法
足裏のアーチを再生して、かかとからでなく足全体で着地できるように、3本指テーピング靴下や3本指テーピングストッキングを着用して、正しい歩き方の癖を身体に覚えさせます。
3本指テーピング靴下 |
3本指テーピングストッキング |
このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。