47、左半身と右半身は役割が違う
次に、人間の身体の仕組みは、この衝撃波とねじれ波に対応できるよう造られていることを説明していきましょう。 人間の身体はもともと左右で役割が違うように造られているのです。
★ 右半身は「衝撃波」と戦うと同時に、それを吸収無害化します。
★ 左半身は「ねじれ波」と戦うと同時に、それを吸収無害化します。
人間の身体には左右差による適度な遊びが必要であり、それにより重力とのバランスを1つにして効率性を高めているのです。
車に例えると、右半身はタイヤの空気圧の「あそび」であり、左半身はハンドルの「あそび」の役割をしているのです。車はこの2つの「あそび」があるから、重力とのバランスを効率化し、時速200km?300kmのスピードを出せるのです。この「あそび」が無かったり、逆に大き過ぎると車が壊れたり事故になってしまうのです。
これと同じように人間の体の構造も、この「あそび」をもって過剰な衝撃波やねじれ波を吸収無害化して体を守っているのです。
しかし、足裏に「外反母趾」や「指上げ足」(浮足)などの異常があると「あそび」が大きくなり過ぎたり、逆に少なすぎてしまい慢性痛や自律神経失調症、生活習慣病が起っていたのです。これが、隠れていた本当の原因だったのです。
様々な症状に対して、足から過労性(過労医学)となる原因を追求しないのは空論になってしまうのです。残念ながら、これらの症状を足裏から過労性を診断し、本当の原因を読めないところに現状の行き詰まりがあるのです。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。