外反母趾と健康との関係

34、外反母趾と側弯症

症状

『背骨が曲がっている』『左右の肩の高さが違う』といった状態で、一般的に”側弯症”と呼ばれる症状です。


原因

外反母趾や指上げ足(浮き指)により足裏が不安定になっていると、歩く時に足先が外方向へ流れるねじれ歩行となるため、股関節の位置にも狂いが生じ、ねじれた側の骨盤が高くなります。更にこの高くなった骨盤の歪みに対し、バランスを保とうとして背骨が曲がってくるのです。さらに、てっぺんで本能的に調整しようとすることで、顔面に左右差ができるのも足裏の不安定が原因だったのです。

それを裏付けるように、毎年行われる学校の身体検査で『側弯症』との診断を受けた子どもの100%近くに、外反母趾や指上げ足(浮き指)が事実見られるのです。
しかも左右で歪み方の差が大きい子どもほど、側弯症が顕著なのです。
大人も子ども同じ理由で、人間の土台である足裏のバランスが狂ってくると、その狂いに対する防御反応とも言える狂いが次々と上半身へ生じてきます。これはちょうど、積み木の1段目が傾いていると、積み木の上部はカーブをつけて逆側に曲がり崩れないようにするのと同じ原理です。
まとめると、左右で異なる悪い歩き方が背骨を歪ませる最大原因だったのです。

対処法

1. 根本原因となる外反母趾指上げ足(浮き指)に対しては、テーピング靴下やテーピングで”ねじれ歩行”を防ぎます。

2. 靴の中には免震インソールを入れる、またはクッション性の高い免震シューズで、上部へ伝わる衝撃とねじれを防ぎます。



3本指テーピング靴下


免震インソール


小尻ベルト

3. 入浴時やテーピング靴下を着用している時にグーパー運動を行い、親指が踏ん張れるよう可動域を広げます

4. 開脚運動を行い、下半身と上半身のバランスを整えることもお勧めです。
腕立て伏せをして、身体の筋力を鍛えてブレを防ぎましょう。


このサイトに掲載している情報は、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
Kasahara

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