外反母趾と健康との関係

39、外反母趾と胃腸障害

自律神経は、私たちの身体の血液循環・体温調節・臓器の働きや末梢神経・血流を含め、様々な変化に対応できるように無意識に調整している神経です。
『交感神経』と『副交感神経』にわかれており、簡単に説明すると交感神経とは車のギアでいう”前進”に入った状態で、副交感神経は”バック”に入った状態のことです。健康な状態にある時は、2つの神経のバランスは保たれ”ニュートラル”に入っています。 こうして次の動作や危険に備え、いつでも状況に応じてコントロールがきくようになっています。
しかし、外反母趾・指上げ足(浮き指)などの足裏の不安定があると、地面から伝わる衝撃を吸収しきれず、特に女性はかかとから最上部である首にそのダメージを受けてしまいます。頚椎と頭がい骨の接続部に集中している自律神経は圧迫・刺激され、伝達不良により誤作動してしまいます。

自律神経が誤作動すると、その先にある器官や臓器も同様に、機能亢進したり、または機能低下した症状が起こってしまうのです。ほとんどの器官や臓器は、交感神経と副交感神経による二重支配を受けています。したがって、自律神経失調症状を追求していくと、同じ部位の病気であっても機能亢進や機能低下のどちらかに片寄った症状があったり、あるいは両極端の症状を繰り返してしまったりするのです。

(例)うつとそう・過眠症と不眠症・過食症と拒食症・・・・

胃腸に関して具体的に言うと、交感神経が優位に働くと血液量を増したり、内臓の働きを活発になって身体も温まり、代謝が上がって消化も助けます。しかし、交感神経の働きが悪くなり副交感神経が優位に働くと特に胃腸の働きも悪くなり、身体も冷え代謝は落ち、食物を消化して便として排出するということがスムーズに行えなくなるために便秘になってしまうのです。中には、この交感神経と副交感神経のバランスが両極端に入れ替わってしまう人もいて、便秘と下痢を繰り返してしまいます。

 

対処法

1. 足裏のバランステーピングやテーピング靴下で踏ん張れる足にします。

2. 自律神経が誤作動するのを改善させるために、首コルセット(首らくちん)によって首の補強をします。



足裏バランステーピング法


3本指テーピング靴下


テーピングストッキング


首らくちん

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医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
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