不眠も「自律神経失調症」のひとつ。ドッグプレス呼吸法で改善
不眠で悩んでいる人は、日本人の5人に1人という調査結果があります。
眠れない夜を過ごすというのは辛いものです。寝つけないのはもちろんですが、夜中に突然目が覚めて頭がさえてしまったり、早朝に目が覚めるなどで、また寝たとしても朝方ほんの少しだけだったりして疲れがとれずイライラしてしまいます。眠れない苦しみは体力を消耗させ、自律神経失調症からくる体の辛さをよりひどくさせてしまいます。よく寝られる人にこの苦しみはわからないと思います。
不眠も男性より女性の方が多く、その女性たちのほとんどに「足と首の異常」があり、それに伴って自律神経失調症があるのです。
女性に外反母趾や指上げ足、扁平足などの足裏の異常が多く、それに比例して首のだるさや凝り、また痛みや首がよく回らないなどの違和感を訴えています。これらの事実からも「足と首と不眠」との関係が力学的に隠れているといっても過言ではないと思います。ですから、不眠で悩んでいる人は必ず、いくつかの自律神経失調症が伴っているのです。これを本能的に気付いている人は、首と頭を安定させる枕を疑うのです。結論的に言うと、不眠の原因を枕のせいにするのではなく、足と首の異常からくる自律神経の誤作動が70%関係しているということを知るのです。 睡眠障害を訴える人に聞き取り調査をしたところ、次のようにまとめることができました。
1:先天的要因(10%)高齢者や遺伝的な要因
2:後天的要因(10%)薬の影響、うつ病、認知症(痴呆)、精神疾患、糖尿病、高血圧、頻尿
3:環境条件的要因(10%)生活習慣の変化による肉体的、精神的ストレスの蓄積、親しい人との死別、退職や孤独感
4:重力学的要因(70%)外反母趾、指上げ足、扁平足などで免震機能の低下が起こり、歩くとき発生する過剰な衝撃波やねじれ波を、歪みのある首に繰り返し伝え変形や微細な疲労骨折により自律神経の誤作動による不眠。 このように、眠れないのは自分のせいではないのですから、恥ずかしいとか、情けないとか思わないことです。
不眠に対する<セカンド療法>
治療法としては医師が行う睡眠薬を中心とした治療法が一般的ですが、これに加え、次のことをセカンド療法として実行するとより効果があります。
1:足裏のバランスをテーピングやテーピング靴下で整え、正しい歩行を心がける。これにより、効果的に運動量が高まると共に、基礎代謝も高まる。
2:ドックブレス呼吸法(早呼吸)により、酸素を全身の毛細血管に運ぶことができるため、肉体と精神の緊張が緩む。寝る前に300~500回行うと、健康回復と共に深い睡眠ができる。
3:寝る2~3時間前に、軽い運動や汗ばむ程度の早歩きウォーキング、または入浴などでいったん体温を上げておくと毛細血管が広がり、深部の熱を逃がそうとする作用が働くとき、副交感神経が優位になり眠くなる、このメカニズムを利用する。
この他、自律神経の誤作動により、逆の「過眠症」があります。過眠症とは、昼間の眠気のことで日常生活に支障があるもので軽いものから重いものまで様々です。
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