子どもの「自律神経失調症」に気づいてください
子どもにも自律神経失調症が多く、その共通点が「足と首の悪い子ども」に集中しているのです。症状も大人と変わりません。しかし、気付かない場合が多く、これらの「足と首と自律神経失調との関係」が見過ごされているのです。
子どもの自律神経失調症のひとつに、子どものうつ病や著しい不安感などの精神的症状があります。これが、登校拒否や引きこもり、自殺の原因にもなっているのです。 また、下痢や便秘が頻繁に起こり学校へ行くのが怖くなったり、外出の時でも行く先々のトイレを確認しないと不安定になってしまう、というような症状も現れたりします。中には、胃腸・肝臓・腎臓の働きが悪くなり、消化不良・尿量減少などの症状を繰り返すこともあり、男子では主に下痢傾向となり、女子は便秘傾向となります。また最近、子どもの低体温も問題になっていますが、自律神経は体温や血液循環も調節しているのです。自律神経を調節するギヤが誤作動を起こすと、体温調節がうまくいかず、低体温になってしまうのです。更に悪いことは、この低体温が原因で、代謝の悪い子どもが激増しているということです。かったるい、やる気が起こらない、マイナス思考などの例です。
また、下痢や便秘のほかに、手足の冷え・頭痛・肩凝り・めまい・不眠・生理痛や生理不順といった症状が起こってしまうのです。
人間の平均体温は、36.5度~37.0度で保たれ、新陳代謝が活性化し、体力や免疫力も高くなります。低体温とは平均体温が36.0度以下の35.0度~35.5度のことで、基礎代謝の低下と共に免疫力も低下し、病気やがんになりやすいことが報告されています。
私たちの体は、体温が1度下がると酵素の働きが半減してしまい、腸内の善玉菌が増殖しにくくなるとも言われています。
この他に、汗を調節する交感神経が誤作動すると、いろんな緊張や刺激に対し交感神経が過剰に反応し、手のひらや足の裏が汗でびっしょりぬれてしまう多汗症にもなってしまいます。 これらの症状を訴える子どもの足を調べてみると、足裏の発達不足に伴う外反母趾や指上げ足があり、いづれも足指を使ってしっかりと踏ん張れないことと、重心が踵に片寄っていることが分かります。何回も説明していますが、足裏が不安定になると人間の最上部にあたる首を痛めてしまうということなのです。
小学6年生女子
外反母趾
小学5年生女子
外反母趾
中学1年生男子
外反母趾
小学2年生男子
指上げ足
中学3年生女子
指上げ足と外反母趾
小学3年生男子
指上げ足
小学3年生男子
指上げ足
小学6年生女子
指上げ足
小学6年生
指上げ足
症状は子どもも大人も変わりません。ただ、先入観から子どもの自律神経失調症に気づかないだけなのです。
治療法は本ページで説明している通りで、足裏から全身のバランスを整えることにより、首への負担を軽くすることなのです。何よりも予防に役立つことを第1に考えなければなりません。
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