女性に多いパニック症も「自律神経失調症」が原因

パニック障害とは、駅やホーム・電車・バスの中・デパートなど人ごみの多いところで突然、動機が激しくなったり、冷や汗、息苦しさ、めまいと共に強い不安感などに襲われます。症状の著しい人は、手足の冷えや呼吸困難、心臓発作などのパニック発作状態となって、救急車で運ばれることもあります。

困ることはこのパニック発作がいつどこで起こるのか、本人にとっても予測ができないので、不安や恐怖を感じてしまうということです。また、起こるのではないかという不安から、出かけることを恐れるようになってしまう「予期不安症状」が出てしまうということもつらいことなのです。

病院でこのパニック障害と診断された女性の足を調べてみると、著しい外反母趾や指上げ足が共通点になっていて、悪い歩き方である指上げ歩き(足指が地面に接地しない歩き方)をしているという事実です


外反母趾や指上げ足の症状例


これらの足の異常に伴う悪い歩き方は、重心が踵に片寄ってしまうため、足裏の免震機能(耐震構造)が著しく低下している、ということなのです。人間の体も、建築物もこの免震機能や耐震構造が低下するとわずかな震動で壊れやすいのです。したがって、パニック症の本当の原因はこの悪い足による、悪い歩き方により、歩く度に「過剰な衝撃波やねじれ波」を頭蓋骨と頚椎の接続部にある骨や軟骨に伝え、この部分に変形やX線やMRIでは分からない微細な疲労骨折が起こって、周りにある自律神経の働きを乱し、誤作動させてギヤがトップの前進か、バックの後進かに片寄ってしまうことだったのです。

医学的には、「何らかの原因」で交感神経が興奮してしまう、つまりギヤが誤作動してトップに入りっぱなしになり、ノルアドレナリンが多く放出されることにより、不安や恐怖、起こりを引き起こすと言われております。この「何らかの原因」というところが、「足と首と自律神経との関係」なのです。パニック症状は、このギヤの誤作動に対する防御反応のひとつでもあるのです。

それを裏付けるかのように、外反母趾や指上げ足、扁平足などの足裏の異常が著しい人ほど、身体の最上部にある首に負担を多くかけ、さらにそこへ「首が長い人」、「身長が高い人」などの身体的特徴が加わることにより、発作の程度は強くなったり、また回数も多くなっているのです。
このパニック障害でも問題なのは、原因を心の問題にしてしまうことなのです。心理的ストレスを追及するほかに、人間の土台となる足裏から、重力とのバランスで「足と首とパニック障害との関係」を研究していかなければならないということなのです。なぜなら、身体は心理的ストレスによるダメージよりも、重力による「過剰な衝撃波やねじれ波」のダメージの方が、何倍もその威力が大きいからなのです。


外反母趾や指上げ足の症状例



パニック症に対する<セカンド療法>

1.低周波を足裏と首を支える「僧帽筋」にかけ、ホットパックは尾骨とアキレス腱部を温め、その後に専用マッサージ器で更に全身をほぐす。

低周波を受けている女性の写真


フットバイター(足裏マッサージ器)
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2.首を安定させるため、足裏から全身のバランスを整える整体を行い、再び歪まないように足裏のバランスを整えるテーピングを行う。

足裏から全身のバランスを整える


足裏バランステーピング法
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3本指テーピング靴下
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3.靴の中に人工筋肉素材の免震インソールや専用免震シューズで、足裏からの過剰な衝撃波やねじれ波を吸収無害化する。 症状がひどい人は、頚椎を簡単なコルセット(首らくちん)で固定すると、著しい効果があります。いずれも、重力とのバランス(調和)を保つことで、自然治癒力を発揮させる療法が根本になければなりません。

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